猫とひなたとミルクティ

あなたに手紙を書くように、私の日々を綴ります。

私のゾーン体験記!

私は背が高いのですが、運動神経はいまひとつです。

なので、スポーツはからっきしダメw

 

そんな私が街中でスカウトされたことがあるのだ。

ぜひうちのチームに!って。

ママさんバレーで練習中に体験したゾーン状態突入!のお話です。

 

ママさんバレーのイメージは、おばさんたちが和気藹々楽しげに、いくわよ~!そぉーれ!あらぁ~ごめんねー!!あひゃひゃ~♪とかいう感じだった。

深く考えずにとりあえず入部してみたら、常に上を狙うチームで、ハードな練習が私を待ち受けていたわけ。

なにこれ、なんでこんな激しいの!? もう体がついていけない・・・orz

恥骨や骨盤に青あざが・・・指が痛い・・・

(一番若いのに・・・情けないw)

それでも人がいないのと、やめたら後が怖そうな気がして、当時小心者だった私は断ることができずに、ずるずるとチームの一員を続けたのでした・・・

 

ほとんど初心者から始めたものの、それなりに上達していってスパイクもどうにか打てるようにはなってきた。まあ慣れってことでしょうね。ジャンプはべたべただったし、ボールと全然タイミングが合わなくて、一人時間差か!?とかよく言われたな~w

そして先輩の激しさに、ついボールを譲ってしまうことも多くて。お前が行け!!みたいなこともよくあり(´∀`;)

ヘタで自信がないから、びくびくしていたってのもありますねw

 

 

あれは練習を始めてどれくらい経ったときのことなのかな・・・

数か月? 1年?

ちょっと思い出せないけど。

 

私はいつものようにレフトに突っ立っていました。

ボール、こっちに来るなよ~!って願いながら。

 

相手コートからボールが入り、レシーブが乱れ、ライトからの2段トスに。

普段ならセッターが下がってそのままボールを返すのですが、その時なぜか私がゾーンに突入しちゃったのでしたw

 

ライトからセンター寄りに上がったボールを見つめる目(たぶんここから私だけの世界に入って、音も聞こえなかった)、反応した私の足は勝手に、するするーっと動き出し、両手は羽根を作って軽やかにいつもの3倍以上ジャンプ!

ボールが宙でゆっくり上へ動いてるんですよ、止まって見えてるんです。

 いつもなら、ネットの上に出すのが精いっぱいの手が、ていうか、目線がすでにネットの上で、相手コートがクリアに見えてる!

ブロッカーは若いお兄さんで、同じ高さまで飛んできてるんだけど、私はまったくひるむことなく、指先にに当てて弾かせてやるー!みたいなことを思ってましたw

毎回打つのがやっとなのに、しっかり引いた右腕から、渾身の力を込めてボールをたたき込みました。

それもボールがしっかり見えてるから、芯をとらえてる!ありえない!!

打ちこんだ時、体が「>」の字になってたと思います。

 

思い切り打ちこんだボールは、お兄さんの指先を弾いて、バックのもとへ。

バックはベテランさんなのに、そのボールがとらえきれずアウトしました。

それを見ながら着地。

 

した瞬間!

 

無音だった世界に音が戻ってきて、先輩たちが、甲子園で優勝した球児が満面の笑顔でホームに走り込んでくる時みたいに私の周りに駆け寄りまして、やったね!やれるんじゃん!!すごいよ~!!と口々に言いながら、みんなで大騒ぎ。

 

本人は、いや、その、今のはなんて言うか、よくわからないっていうか、私の力じゃないっぽいっていうか、何かに連れて行かれたっていうか、って頭の中でぐるぐる。

大混乱ですよww

だってほんとに、勝手に体が走り出して、ふわっと高くジャンプして、打っちゃったんですもん。

 

で、ひどいことに、もう2度とそんなスパイクは打てなかったので、みんなから顰蹙を買い、がっかりさせるはめになりました。

一体何がそうさせたのか訳が分かりませんけど、せっかくならあの時から才能が開花したとかなら、チームに貢献もできただろうし、私も楽しくバレーが続けられただろうなって思います。

 

結局それ以来またべたべたジャンプで一人時間差アタッカーに戻ってしまったので、これ以上がんばっても疲れるだけだなって、辞めちゃったのでした・・・

スポーツは楽しくないと、続かないからね~♪

 

1回だけの貴重なゾーン体験ですが、時間が止まる中で思考するとか・・・すごいですよね。どうしてああなったのか、ほんと、不思議体験でした。

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